中速および高速の往復動内燃エンジンには、ほぼ間違いなくブレージングプレート式熱交換器(BPHE)油冷装置が搭載されています。ただし、シェル&チューブなどの従前の技術が使われている市場もあります。エンジンブロックの内側に搭載された開回路プレート式熱交換器も、低能力の比較的高速のエンジンにおいては一般的です。外部の油冷装置を使用する利点は、整備手順が簡単で、油冷能力がモジュラー式で面倒でないことです。
当社には、最高出力15MWまでのエンジンの油冷装置アプリケーション用に特別開発したBPHEのラインアップがあります。これらは、限られた外寸と液体の圧力損失、および冷媒の高流量といった課題に対処します。
関連製品

B10T
B10Tは、広範囲の能力レンジにおいて効率的な熱交換ソリューションを提供し、数々のアプリケーションに素早く、簡単に適応します。当製品のもつコンパクトサイズ、多用途性、優れた熱伝達により、単相および冷媒アプリケーションの両方に格好の製品となっています。

B35T
B35Tは、地域暖房、産業向け熱回収、HVAC、熱電併給システム、エンジンオイルクーリングにおける多くのアプリケーションに理想的です。最高2.5インチ(約6.3センチ)のパイプと 58 m³/h (255 gpm)水流量のシステムにおいて小さな圧力損失と効率的な熱伝達をもつ格好の製品となっています。

B427
効率的なB427には4種類のプレートがあり、幅広い暖房および産業用アプリケーションに簡単に対応できるようになっています。4インチ(約10センチ)の継手を有し、最高156 m³/h (686 gpm) の水流量に対応します。