Oventrop:Sealix® BPHEで水の流れを保つ

Oventrop:Sealix® BPHEで水の流れを保つ

スケール付着と腐食は給湯器システムが故障する主要な二つの原因となっています。これはまた Oventropが経験していることでもありました。 Oventropは浴槽類および水システムの欧州における主要な製造会社です。少なくとも、同社がSWEPの新しい Sealix®で保護されたブレージングプレート式熱交換器に目を向けるまで、この問題は続いていました

重大な水質が問題を引き起こす
飲料水は「オープンシステム」です。すなわちその構成要素は常に変化する可能性があります。採水地域の地質にもよりますが、自然の水には遊離炭酸、塩、塩化物、ミネラルなどが含まれていることがあります。こうした成分が金属と接触すると、電気化学反応が起きます。その結果、腐食またはスケール付着が起きます。そうした場合、メンテナンス、修理、交換コストは急激に増大します。

硬水地域では、スケール付着は熱交換器の性能にとって望ましくないものであり、また孔食のリスクも増大します。よくあるのは、スケール付着のリスクは、それが連続プロセスであるため軽んじられることです。それはまず伝熱性能を低下させ、最終的には詰まり、高価なメンテナンスを必要とするようになります。

ドイツ東部の都市、ライプチヒ市は極めて重大な水の品質問題を抱えていました


ドイツ、ケルンにおける水問題

Oventropの営業エンジニアのDieter Stichは、この問題については分かり過ぎるぐらい分かっています。「ヴュルツブルクやケルンといったドイツの一部の地域では、困難な水成分の問題によく直面します」とStichは説明します。彼は特にあるプロジェクトのことをよく覚えています。それはライプチヒ近くの数多くの熱交換器が設置された大きな建物のプロジェクトでした。「建物を完了して2年すると、最初の熱交換器に欠陥があるのがわかりました。最初は、そのことをそれほど重大視しませんでした。しかし、その後同じ建物の熱交換器について、もっと多くの欠陥ケースがお客様から報告されるようになりました。分かったのはステンレススチールのプレートが完全に腐食していたことです」とStichは語ります。

アナリストは1リットル当たりの水に155mgの塩化物が含まれていたことを示しました。塩化物はステンレススチールのプレート上のスケール沈積がある箇所に特に集中していました。最初は、Oventropは壊れた熱交換器を他のサプライヤーからの、より質の高いもの、そして特注の熱交換器に取り換えていました。しかしニッケルやステンレススチールのろう付け接合の使用も助けとはなりませんでした。同社は約20ユニットを交換した後で、SWEPに目を向け、 Sealix®にその解決策を見い出したのです。

他の業界も実証する実績

Sealix® は革命的な二酸化ケイ素(SiO)ベースの薄膜であり、BPHEのあらゆる内部表面に保護層として用いられています。結果、スケール付着、汚れ、腐食に対して優れた耐性をもちます。熱性能や水力性能には変わりがありません。

ライプチヒの建設プロジェクトについては、この革新的技術が救いの神となりました。Oventropは、2016年にその建物に初のSealix®熱交換器を設置しました。初めは、腐食したBPHEを一つずつ交換していましたが、2017年には一挙に残りのユニットすべてを交換しました。それ以来、一台も交換の必要なしという状況が続いています。

Oventropは様々なシステムを100以上の熱交換器で試験しました。好ましい結果に基づき、Sealix®の採用を決定しました。8LASB15B28などのプレート数が異なる様々なタイプが使用されています。2016年以来、Oventropはすべての新しいRegudis」ホームステーションや「Regumaq」真水ステーションにSealix®のオプションを提供しています。2016年以来、何千ものステーションが稼働しています。

「重大な水質問題のある地域につしては、私どもは内部に Sealixを使用して当社製品を使用するようお客様に推奨しています」とStichは語ります。「しかし、お客様の中には特別なセキュリティとして、とにかく手に入れたいといった方もいらっしゃいます。お客様は二酸化ケイ素(SiO)が非常に硬い物質で、化学的攻撃や風化にも強いということを食品・飲料業界における他の分野からも耳にして知っているのです。ですから、お客様はこの技術を信頼しています。」